新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
出前館の業務委託配達員は、高単価で稼ぎやすいと言われています。
稼ぎやすいということは、出前館配達員にも、Uber Eats(ウーバーイーツ)のような「クエスト」や「ブースト」「ピークタイム料金」といったインセンティブはあるのでしょうか?
今回は、出前館配達員の報酬・インセンティブについて、解説していきます。
まずは、出前館配達員の報酬をチェック
インセンティブについて確認する前に、まずは、出前館の配達員の基本となる配達報酬をチェックしましょう。
※今回取り上げるのは、出前館と直契約を結ぶアルバイト配達員ではなく、出前館から業務委託を受けて働く「業務委託配達員」の話です。
出前館配達員の固定報酬
Uber Eats(ウーバーイーツ)をはじめとする多くのフードデリバリーサービスでは、配達距離や時間などの条件によって配達報酬が算出されています。
一方、出前館の配達報酬は、距離に関係なく、1件当たり〇〇円と報酬が決まっている、固定報酬です。
配達エリア | 配達報酬(1件あたり) |
東京・千葉・埼玉・神奈川 | 715円(税込) |
その他 | 660円(税込) |
沖縄 | 550円(税込) |
東京を中心とする関東エリアが最も高報酬となっており、その他のエリアは、一律になっています。
※沖縄での委託業務配達員の配達が、2021年7月1日からスタートしますが、固定報酬は550円と他エリアと比較すると低く設定されているので、ご注意ください。
1件配達するごとに、715円の報酬が手に入るので、この報酬体系は、他のフードデリバリーサービスと比較しても、かなりの高単価となっていることが分かります。
出前館配達員にブースト・ピークタイム料金はあるのか?
それではいよいよ本題です。
出前館の配達員には、Uber Eats(ウーバーイーツ)のような「クエスト」や「ブースト」「ピークタイム料金」といったインセンティブ(追加報酬)はあるのか?
ずばり答えを一言でいうなら、「ない」です。
出前館の配達員には、Uber Eats(ウーバーイーツ)のブーストやピークタイムのようなインセンティブは、ありません。
しかし、がっかりしてはいけません!!出前館の底力は、ココからです!
出前館の配達員には、Uber Eats(ウーバーイーツ)のインセンティブ以上に魅力的な制度があるんです!!
ブースト・ピークタイム料金よりもすごい!?出前館の業務委託配達員向けキャンペーン
ただ、期間限定で業務委託配達員向けキャンペーンとして、配達単価UPキャンペーンを開催しており、平日は1.2倍、休日は最大1.4倍まで配達単価がUPします。
ということは、先ほどの表に当てはめてみると・・・
配達エリア | 配達報酬(1件あたり)※キャンペーン期間中 |
東京・千葉・埼玉・神奈川 | 715円(税込) → 平日:858円 休日:1,001円 |
その他 | 660円(税込) → 平日:792円 休日:924 |
沖縄 | 550円(税込) → 平日:660円 休日:770円 |
なんとも魅了的な数字ではないですか?
1件配達するだけで1,000円オーバーを達成することができるのです!
と言うことは、1時間に3件配達すれば、時給は3,000円以上、日給3万円も現実的な数字だと言えるでしょう。
出前館配達員の報酬・お金についてあれこれ
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
最後にせっかくなので、出前館配達員の報酬・お金に関する情報をいくつかまとめました。
出前館配達員の報酬支払払い日(給料日)は、月2回
出前館の業務委託配達員の給料日は、月2回です。
毎月「5日」と「20日」が報酬支払い日となっています。
支払いスケジュールは、下記の通りです。
- 月末締め⇒翌5日払い
- 15日締め⇒当月20日払い
具体例をあげると、7月1日~7月15日までに稼いだ報酬は、当月中の7月20日に振り込まれ、7月16日~7月31日までに稼いだ報酬は、翌月8月5日に振り込まれることになります。
振込み銀行口座と手数料について
出前館の報酬の振込口座は、「三井住友銀行」を登録するのがおすすめです。
特別、出前館側から会社の指定がある訳ではなく、またUber Eats(ウーバーイーツ)のように、報酬が海外送金になる影響で使えない銀行がある訳でもないので、基本的に自分の好きな口座を設定しても問題ありません。
ただ、そんななかでも「三井住友銀行」をおすすめする理由は、出前館の報酬は、三井住友銀行のみ、振込手数料が無料になるからです。
その他の銀行の場合は、報酬から振込手数料があらかじめ引かれた後で、入金されることになります。
- 報酬が3万円未満:220円
- 報酬が3万円以上の場合:440円
先程説明したように、出前館の報酬が振り込まれるタイミングは、5日と20日の月2回あります。
仮に報酬が毎回3万円以上の場合、三井住友銀行以外の口座利用するだけで、1年間手数料だけで10,560円(880/月×12ヶ月)も天引きされることになります。
長く続ければ続けるほど、負担金額が増えていってしまうので、これをきっかけに、できる限り三井住友銀行の口座を開設・登録することをおすすめします。
現金支払いに対応するかどうか?
出前館の業務委託配達員は、「現金支払いに対応するかどうか」を自分で決めることができます。
商品を配達した先で、「現金を使った支払い方法」に対応するかどうか、これにはメリットとデメリットがはっきり両方あります。
<デメリット>
- 毎日、1日の配達終了後、現金払いで受け取った売上金を、拠点に返却しにいかないといけない【当時中】
- 毎朝配達開始前に、十分なお釣りを準備する必要がある
<メリット>
- 現金払いを希望するお客さんもいるため、現金支払いに対応したほうが、受注できるオーダーが増える
このように、どちらが良いとは一概には言い切れないのが現実です。
現金支払いに対応しない設定にしていると、現金支払いの人の注文は一切受注する事ができなくなります。
キャッシュレスが拡大しているとは、まだまだ現金派はたくさんいます。
多少の手間はかかりますが、現金対応をした方が、より多くのリクエストを受注できる可能性(=たくさん稼げるチャンス)が増えるので、おすすめです。
お釣りの準備は「18,035円」がおすすめ?
出前館では、お釣りを用意する場合、「18,035円分」を準備すれば、一日現場で困らないだろう、とおすすめしています。
18,035円分の小銭の内訳
「5,000円札1枚、1,000円札10枚、500円玉2枚、100円玉15枚、50円玉6枚、10円玉20枚、5円玉5枚、1円玉10枚」
配達の度に、18,035円を用意するのはけっこう大変ですが、よろしければ参考にしてみてください。
まとめ:【1件1,000円以上!?】出前館にブーストやピークタイムはある?出前館最強キャンペーン開催中!
出前館の配達員には、ウーバーイーツのような、ブーストやピークタイム、クエストのようなインセンティブはありません。
一方で、1件当たりの固定報酬が、配達単価UPキャンペーンのおかげでかなり高単価に設定されています。
ウーバーイーツは、2021年5月に新料金体系に変更してから、全体的に配達報酬単価が下がったと言われており、今まで並の報酬を稼いでいこうと考えると、クエストなどのインセンティブを上手くからめることが必須であり、計画性をもって稼働する必要があります。
それに比べると、出前館の配達報酬は、基本的に「固定報酬×配達件数」で算出でき、単純明快です。
配達件数を積めば積むほど、大きな報酬を稼ぐことができる、とてもシンプルな考え方でOKなので、初心者の方も、目標設定から達成までのプランが考えやすいので、とてもおすすめです!