新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
出前館の業務委託配達員がどれだけ稼げるのか気になっている方へ。
この記事では、出前館の業務委託配達員の最高月収がどれくらいなのか、実際に現役配達員に聞いたアンケート結果を紹介するとともに、「どれくらい働けばいくら稼げるのか?」「より多くの報酬を稼ぐためのコツは何なのか?」について、解説します。
これから働き始める方も、すでに働き始めている方にも参考にして頂けると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
出前館現役配達員63人に「最高時給」と「最高日給」を聞いてみた
当サイトではこの度、実際に全国で出前館の業務委託配達員として現在も活躍されている方63人にアンケートを協力してもらい、本当に稼げていないのか、それぞれの「最高時給」と「最高日給」をお答えいただきました。
出前館業務委託配達員63人の最高時給は“〇〇円”
63人の配達員は、配達エリアも、経験年数も、稼働時間も特にルールを設けていないので、配達員によって結構ばらつきはありますが、今回アンケートに協力してくれた63人の中での最高時給の最低値と最高値は、下記の通りでした。
- 最低値:1,044円
- 最高値:4,290円
63人に聞いた最高時給の平均値は…
最高時給は4,000円越えでした!
時給4,000円以上の仕事を探そうと思うと、なかなか難しいと思うので、かなり魅力的な金額ではないでしょうか!
出前館業務委託配達員63人の最高日給は“〇〇円”
次に、今回アンケートに協力してくれた63人の中での、最高日給の最低値と最高値は、下記の通りでした。
- 最低値:7,000円
- 最高値:30,690円
63人に聞いた最高日給の平均値は…
最高日給の平均値は、15,566円でした。これは、初めて間もない配達員の方も含まれているので、経験を重ねていけば、日給20,000円も比較的達成しやすいと言えます。
ここで、この記事の本題でもある「最高月収」について考えてみましょう。
ちなみに、最高月収を考えるにあたって、「月間何日間働くのか?」「1日何時間働くのか?」によって、大きく金額が異なります。
働き方による月収のモデルケースは、後ほど紹介します!
たとえば、今回のアンケートの平均値:日給15,566円を週5日で1ヶ月(23日)働けば、最高月収は「358,018円」。
現実的にはなかなか難しいですが、もし、最高日給の30,690円を1か月間(23日)続けることができれば、「705,870円」となり、一般的なサラリーマンよりもはるかに多くの報酬を稼ぐことができる計算になります!
※2021年9月21日現在、出前館の報酬増額キャンペーンにより1件の配達で最大1,430円を受け取れます!
これにより時給3,000円超え、月収70万円超えの配達員が続出しています。
配達員が増えれば応募を停止するという噂もあるので、今のうちに登録しておくことをおすすめします!
出前館公式サイトに掲載!最高月収100万円した人も!!
出前館の公式サイトをみてみると、「月間100万円を達成し、報酬ランキング1位のデリバリーパートナー、S.K.さん」についての特集が書かれています。
月間の配達件数や稼働時間、配達エリアなどの詳しい情報は、公開されていませんが、出前館の配達員が働きやすい理由などが紹介されています。
出前館配達員の特徴の一つに、「エリア担当制」と言う点があります。
特集の中で、エリア担当制で配達拠点があるメリットとしてあがっていたのはこんな感じです。
- 交通情報・地理が把握しやすい
- 配達と配達の合間に休憩できる
- 同じ拠点に所属する配達員と情報交換ができる
- 常連のお客さんができる
報酬が高いこと以外にも、配達員にとって働きやすい環境が整っていることが分かりますね。
興味のある方は、公式サイト【出前館の配達員大募集(デリバリー業務委託パートナー)】からご覧ください。
【出前館配達員】どれくらい働けば、いくら稼げるのか?
最高月収が、だいたいいくらなのか見ていただいたところで、じゃあ実際どれくらい働いたら、いくら稼げるのか?
専業なのか?副業なのか?一日中働くのか?休日も働くのか?
などなど、働き方によって最高月収も大きく変わってくるので、パターン別に見ていきましょう!
まずは、出前館業務委託配達員の配達報酬について確認しておこう
出前館の配達報酬は、距離に関係なく、1件当たりの報酬が決まっている、固定報酬と言う点が特徴です。
配達エリアによって、3つの料金帯が設定されています。
配達エリア | 配達報酬(1件あたり) |
東京・千葉・埼玉・神奈川 | 715円(税込) |
その他 | 660円(税込) |
沖縄 | 550円(税込) |
エリアによっての違いはあれど、距離や時間によって変動する事がないので、計算もしやすく分かり易いですね。
そしてもう一つ、出前館の配達報酬について知っておいてほしいのが、「インセンティブ」についてです。
実は、出前館の配達員には、Uber Eats(ウーバーイーツ)など他の会社で良くみられるクエストやブーストといったインセンティブは基本的にはありません。
しかし出前館では、とても魅力的なキャンペーンを開催しています!
それが、期間限定で業務委託配達員向けキャンペーンとして、「配達単価UPキャンペーン」を開催しており、なんと1.2倍や1.4倍まで配達単価がUPします。
先ほどの表に当てはめてみると・・・
配達エリア | 配達報酬(1件あたり)※キャンペーン期間中 |
東京・千葉・埼玉・神奈川 | 715円(税込) → 1.2倍:858円 1.4倍:1,001円 |
その他 | 660円(税込) → 1.2倍:792円 1.4倍:924円 |
沖縄 | 550円(税込) → 1.2倍:660円 1.4倍:770円 |
最高金額は、1.4倍時に関東エリアで稼働した場合で、1件配達するだけで、1,001円の配達報酬がもらえることになります!
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
出前館で稼いでいくためには、このキャンペーンを駆使する事がとても重要になってきます。
※朝日新聞名古屋拠点については対象外となっています。(公式サイトより)
モデル①週末だけ、「副業」として働く
それでは、3つの働き方に分けて、どれくらい働けばいくら稼げるのか?目安を解説します。
まずは、「副業」として、週末の休日2日間だけ働くパターンをみてみましょう。
今回設定する条件は、下記の通りです。
モデル①配達員の働く環境
- 担当エリア:東京
- 勤務日数:1週間で2日(休日)
- 労働時間:9時間/日(11:00~15:00、17:00~22:00)
- フードデリバリー初心者(※1時間に2件配達で計算)
- 「副業」として
- 「2021年8月」の日数で計算(平日21日、休日10日 ※今回は祝日は計算しない)
ここでは、フードデリバリー初心者のため、「1時間に2件配達できる」と仮定します。
東京の1件当たりの固定報酬は「715円」、ここにキャンペーンの倍率が加わると「1,001円(休日)」になります。これらの条件で計算すると、
- 1時間:1,001円×2件=2,002円
- 1日:2,002円×9時間=18,018円
- 月収:18,018円×9日=162,162円
フードデリバリー初心者の方が、副業で、週末2日間だけ、1日9時間配達をすると、ひと月で、162,162円の給料・報酬を手にすることができます!
副業としては、十分な数字ですね!
モデル②平日の仕事終わりだけ、「副業」として働く
次は、同じく「副業」として、平日の仕事終わりに、毎日3時間配達をしたパターンをみてみましょう。
モデル②配達員の働く環境
- 担当エリア:東京
- 勤務日数:1週間で5日(平日)
- 労働時間:3時間/日(19:00~22:00)
- フードデリバリー経験者(※1時間に3件配達で計算)
- 「副業」として
- 「2021年7月」の日数で計算(平日21日、休日10日 ※今回は祝日は計算しない)
ここでは、フードデリバリー経験者のため、「1時間に3件配達できる」と仮定します。
東京の1件当たりの固定報酬は「715円」、ここにキャンペーンの倍率が加わると「858円(平日)」になります。これらの条件で計算すると、
- 1時間:858円×3件=2,574円
- 1日:2,574円×3時間=7,722円
- 月収:7,722円×22日=169,884円
フードデリバリー経験者の方が、副業で、平日仕事終わりのみ5日間だけ、1日3時間配達をすると、ひと月で、169,884円の給料・報酬を手にすることができます!
副収入を手に入れながら、適度な運動にもなるので、一石二鳥ですね。
モデル③平日も週末も、「本業」としてがっつり働く
最後に、出前館の配達員を「本業」として、がっつり働く方のモデルをみてみましょう。
モデル③配達員の働く環境
- 担当エリア:東京
- 勤務日数:1週間で6日(平日4日&休日2日)※休日の方が配達単価が高いため、平日休みに。
- 労働時間:9時間/日(11:00~15:00、17:00~22:00)
- フードデリバリー経験者(※1時間に3件配達で計算)
- 「本業」として
- 「2021年7月」の日数で計算(平日21日、休日10日 ※今回は祝日は計算しない)
今回も、フードデリバリー経験者のため、1時間に3件配達できると仮定します。
東京の1件当たりの固定報酬は、変わらず715円。ここにキャンペーンの倍率をかけると、「858円(平日)」「1,001円(休日)」。これらの条件で計算すると、
- 【平日】1時間:858円×3件=2,574円
- 【休日】1時間:1,001円×3件=3,003円
- 【平日】1日:2,574円×9時間=23,166円
- 【休日】1日:3,003円×9時間=27,027円
- 月収:23,166円×17日 + 27,027円×9日 =637,065円
フードデリバリー経験者の方が、1週間がっつり、1日9時間配達をすると、ひと月で、637,065円の給料・報酬を手にすることができます。
最高月収100万円には、これだけ働いてもまだ届きませんが、60万円オーバーもかなりすごい金額ではないでしょうか。
次に紹介するような、「稼ぐためのコツや工夫、努力」はもちろん必要ですが、無資格で誰でも気軽に始められる仕事としては、破格な待遇といえるでしょう!
ココは押さえよう!出前館配達員で稼ぐコツ
先程紹介したのは、あくまでも働く条件・環境が1か月間、一定だったと仮定した話です。
目安の一つにはなりますが、残念ながら現実世界は、そう甘くありません。注文が多い日もあれば、少ない日もあります。
時間帯や天候、曜日、他の配達員の稼働状況、今だったらコロナの状況なんかによって、毎日配達環境は異なります。
最後に、どんな状況だったとしても共通する、出前館の業務委託配達員として、より多くの報酬をGETするために重要な「稼ぐコツ」を紹介します。
基本的なことから、少し難易度の高いものも含まれますので、出来るところから取り入れてみてください!
出前館配達員で稼ぐコツ
- 配達エリアの地図を頭に入れる
- 注文の入りやすいお店を覚える
- ピークタイムを狙って稼働する
- 同時に複数の注文を受注する(最大3件まで)※2021年5月から最大4件→3件に変更
- 現金支払いに対応し、案件数を確保する(※稼働後、拠点に戻る必要があるため面倒ではある)
出前館で稼ごうと思ったら、とにかく、ルート組みが大切です。
出前館は、独自の差配システムを導入しているため、同時に3件まで注文を受けることができます。
早押しだからといって、何でもかんでも注文を受注してもいけません。予定時間に遅れてクレームになったり、遠回りになって余計効率が悪くなることがあります。
複数の案件を道なりにまとめてこなしていければ、配達効率は、一気にあがります。
効率良く稼ごうと思ったら、頭を使います。
- ピック先が近い2つのお店の注文を同時に受注する
- ドロップ先が近い2つの注文を同時に受注する
- ドロップ先に近いピック先の注文を先に受注する
- 今受注している注文と同じお店からの注文を追加で受注する
上記のようなことを、瞬時に判断して、適切な案件を、ライバルに負けずに早くに確保するためには、とにかく配達エリア内の土地について詳しくなる必要があります。
適当に1件ずつ案件を選んで、作業的に配達を続けていても、単価自体が高いので、ある程度の報酬は手に入ります。ですが、月に週十万円の報酬を獲得しようと思ったら、それなりの稼働時間に加えて、稼ぐための努力・工夫が必要です。
でも、その分「達成感」と「稼いでいる感」が味わえます!
出前館の業務委託配達員で稼ぎたいなら、まずは配達エリア内の地図を頭に叩き込みましょう!
まとめ:【現役配達員に聞いた】出前館業務委託配達員の最高月収と稼ぐコツを公開します!
出前館の業務委託配達員は、とても稼ぎやすいと断言できます。
実際に最高月収100万円を達成している方がいることも、その証です。
誰でも100万円、簡単に達成できます!とはさすがに言えませんが、それだけのポテンシャルが出前館にはあることは間違いありません。
ぜひ、「稼げる出前館」で、素敵な配達員ライフをスタートされてみませんか?