新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
Uber Eats(ウーバーイーツ)(Uber Eats(ウーバーイーツ))は飲食店の料理を一般家庭や会社に宅配してくれる、新しいタイプの宅配サービスとして現在注目されているサービスです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、「Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー」と呼ばれる配達員が各ご家庭や会社などに配達を行うのですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの報酬は関東や中部、近畿など、配達するエリアによって報酬が異なります。
ここでは、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして名古屋で働く際の、報酬や働き方などを検証していきたいと思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬の仕組み
Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーして働くには、個人事業主としてUber Eats(ウーバーイーツ)と契約を結びます。
これが報酬の仕組みの大きなポイントと言え、他の配達サービスとの大きな違いとも言えます。
一般的にお店や会社で働く際は、お店や会社と雇用契約を結び、雇い主と従業員との関係性で働くことになりますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合はあくまでも「Uber Eats(ウーバーイーツ)と個人事業主」の関係性になるため、報酬、つまりアルバイトでいう給料の算出方法が一般のバイトやパートタイマーに比べ大きく異なります。
一般的にお店や会社で働く際は、時間に応じた時間給、日にちに応じた日給など、決まった金額が発生しますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合は1配達に対して報酬が発生します。
簡単に言えば、「雇用契約の場合は一般的に固定給」「Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合は完全出来高制」となり、これが一番の違いと言えます。
報酬の算出方法
Uber Eats(ウーバーイーツ)での報酬は、1配達に対して報酬が発生しますが、その中でも内訳が存在します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)での報酬は、この報酬の内訳が最も重要なポイントと言え、これをしっかりと理解することがUber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーして働く際の大きなポイントとも言えます。
報酬の算出方法は、3つの項目で構成された「基本報酬」、時間や曜日などで変動する「ブースト」、季節やイベントなどで追加される「特別キャンペーン」、基本報酬から引かれる「サービス手数料」、これらを合計した金額が1配達に対しての報酬となります。
基本報酬の把握は必須
この中でも特に、3つの項目で構成された「基本報酬」は、各項目エリアによって金額が異なるので、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーと働く際は、自分が配達するエリアの各金額を事前に把握しておくことが必須です。
インセンティブも報酬アップのポイント
基本報以外に、報酬の算出として組み込まれるのが、上記であったように「ブースト」と「特別キャンペーン」、これら2つのインセンティブです。
ブースト | 基本報酬に掛け算をする数値のことで、さまざまな要素で数値は変動します。例えばお昼時の忙しい時間帯や夜間など、ブーストの数値が上がることによって、基本報酬そのものが増加します。 |
特別キャンペーン | イベントや季節などに応じて加算される特別な報酬で、特別キャンペーンは不定期で実施されます。キャンペーンはイベント以外にも「配達規定回数」などによって追加される報酬など、クエスト要素を含んだものもあります。 |
このインセンティブをいかに活用するかも、効率的に報酬を得るポイントと言えます。
そのエリアの忙しい時間帯、配達事情などを、さまざまな情報をしっかりとおさえておくことで、有効的にインセンティブを使うことに繋がると言えるでしょう。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナー公式登録ページ
Uber Eats(ウーバーイーツ)名古屋エリアでの報酬は?
エリアによる報酬の違いは基本報酬によるところが大きく、上記で解説した基本報酬の各項目にエリアごとにそれぞれ違いがあります。
エリア | 都道府県 | 受け取り料金 | 受け渡し料金 | 距離料金(1km) |
関東 | 東京 | 265円 | 125円 | 60円 |
埼玉 | 265円 | 125円 | 60円 | |
千葉 | 265円 | 125円 | 60円 | |
神奈川 | 250円 | 120円 | 60円 | |
中部 | 愛知 | 215円 | 105円 | 60円 |
近畿 | 大阪 | 215円 | 105円 | 60円 |
京都 | 215円 | 105円 | 60円 | |
兵庫 | 215円 | 105円 | 60円 | |
九州 | 福岡 | 215円 | 105円 | 60円 |
こちらは、2019年12月に公表された、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの基本報酬の内訳です。
表でもわかるように、名古屋は中部愛知県エリアに該当し、「受け取り料金=215円」「受け渡し料金=105円」「距離料金60円/km」となっています。
金額だけをみれば近畿エリアと九州エリアと同等の金額です。
これを例えば、1kmの距離の配達を1時間で4件こなした場合(ブーストを1.2、特別キャンペーンを省いた場合)、以下のような計算になります。
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基本報酬の算出 |
基本報酬合計(1時間当たり)=1520円 |
このように、1時間で4件の配達をした場合、1時間当たりの基本報酬は1520円となります。
ここにさらに、ブーストとサービス手数料を加算していきます。
1時間当たりの報酬額 |
1520円×1.2-152円=1672円 |
このようになります。
報酬から引かれるサービス手数料は、基本報酬に対しての10%なので、この場合は、基本報酬1520円に対しての10%になり、サービス手数料は152円ということになります。
これはあくまでも目安であり、1時間当たりの配達数が減ればその分報酬も減りますし、ブーストの数値が上がれば、もちろんその分報酬もアップします。
また、自転車で配達をするか原付(125㏄以下)で配達するかによっても違い、自転車の場合は原付よりも件数は落ちるが燃料費が不要、一方原付の場合、件数は稼げるがその分燃料費が必要など、スタイルや状況によっても報酬が変動します。
ちなみに、実際に私や、私以外のUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の1ヶ月の給料や時給を知りたい方は、詳しく下記ページで公開しているので見てみてください。
名古屋の配達事情
名古屋での基本報酬は、近畿や九州などと同等の金額ですが、だからといって得られる報酬が全て同じというわけではありません。
獲得できる報酬は例え単価が同じだとしても、エリアそれぞれの配達事情によって変動することもあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーで得る収入は完全出来高制のため、例え単価が同じであっても、配達数が多いほど最終的に得る報酬が多くなります。
つまり、そのエリアでの宅配需要が高い場合、それだけたくさんの仕事をこなせるということになるため、需要が高いエリアとそうでないエリアとでは、いくら単価が同じでも、最終的に得られる報酬に大きく差が出ると考えることができます。
名古屋は日本を代表する大都市であることから、人口が多く企業も多いため、宅配需要が高いエリアであると言えます。
現にUber Eats(ウーバーイーツ)以外にも、名古屋では食材宅配サービスを提供する企業が多く参入しているので、そのことからも宅配需要が高く、他のエリアに比べ稼ぎやすいエリアであると言えるでしょう。
名古屋でのスタイルは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーでは、自転車を使った配達、原付を使った配達、これらの2つのスタイルが基本的な配達方法となります。
上記でもありましたが、自転車には自転車、原付には原付、それぞれメリット・デメリットがあり、それを十分に把握した上で自分のスタイルに合った配達方法を選ぶのがベストだと言えます。
また、これらメリット・デメリットに加え、このエリアは自転車が動きやすい、このエリアは範囲が広いので原付が有効など、エリアの特徴も掴んでおくこともポイントと言えるでしょう。
自転車のメリット・デメリット | |
メリット |
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デメリット |
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原付のメリット・デメリット | |
メリット |
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デメリット |
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これらのメリット・デメリット、また自分が配達するエリアの特徴をしっかりと踏まえ、自分のスタイルに合った配達方法を選びましょう。
まとめ
ここでは、名古屋でのUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーについて、検証し解説してきました。
ポイントになるのは、名古屋エリアでの報酬の内訳、それを踏まえた上での計画性のある配達の運用が、名古屋で稼ぐ大きなポイントと言えます。
名古屋の場合、近畿や九州と金額的には同じですが、配達の需要においては高いエリアであると言えるで、他エリアに比べ多くの報酬を得る可能が比較的高いと言えます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーとして名古屋で稼ぎたい場合は、報酬の仕組みや自分に合ったスタイルに加え、計画的に配達を行い、より多くの報酬を得るように心掛けましょう。