注文者は好きなタイミングで料理を頼め、配達パートナーは好きなタイミングで稼働できるUber Eats(ウーバーイーツ)
今やフードデリバリー業界でも名を知らぬ人はいない会社のひとつです。
今回は、そんな、Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜帯(22:00~25:00)にスポットを当てて「そもそも配達は可能なのか?」や「稼げるのか?」について解説していきます。
また、深夜に配達員として稼働するメリットや、深夜に稼ぐためのコツも合わせて見ていきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は深夜も配達可能?
結論からお伝えすると、一部のエリアで深夜帯の配達に対応しています。
基本的に、Uber Eats(ウーバーイーツ)の営業時間は、9:00~24:00ですが、実際のところエリアごとに設定はさまざま。
例えば、下記の都道府県の一部地域では25:00(26:00)までの配達に対応しています。
- 北海道
- 宮城
- 埼玉
- 千葉
- 東京
- 神奈川
- 静岡
- 愛知
- 京都
- 大阪
- 兵庫
- 岡山
- 広島
- 愛媛
- 福岡
- 熊本
- 鹿児島
ただし、営業開始時間は8:00からのエリアと7:00からのエリアに分かれます。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)が25:00まで営業しているといっても、当然、そのとき開いているお店の商品のみが配達対象です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は深夜でも稼げる?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜帯の報酬は、稼働するエリアによって異なりますが、日中の報酬と大きな差はない印象です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で深夜料金(稼ぎ)はいくら?
まずは、Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬計算式をご覧ください。
配達報酬=配送料(基本金額+配達調整金額)-サービス手数料+インセンティブ
2021年5月~報酬の仕組みが変更となり、細かい計算式が非公開となっています。
おおよそ、1件あたり300円~500円程(配達距離が長くなるほど高くなる)と考えると良いでしょう。
注文が多く入るエリアであれば、深夜帯であっても時給換算額1,500円を狙うことは可能です。
- 基本料金⇒「配達距離」や「配達時間」によって計算されるベースとなる金額
- 配達調整金額⇒交通渋滞などイレギュラー発生時にロスを補填するための金額
- インセンティブ⇒追加報酬(クエスト・ブースト・ピーク料金など)
- サービス手数料⇒配送料の10%(配達報酬から差し引かれる)※インセンティブにはかからない
深夜の稼ぎやすさは天候などにも影響される
日中の配達と同様に、天候や季節が稼ぎやすさに影響することがあります。
例えば、雨や雪などで天気が良くない日は、配達パートナーが不足しやすく、鳴りやすいと言われています。
また、稼働するエリアや待機する場所など、他の要素によっても稼ぎやすさが異なるため、次にご紹介するポイントを押さえることが大切です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で深夜に稼げないときは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜帯に稼働しているのに「稼げない」と思ったら、下記のことを試してみましょう。
マクドナルドなどのチェーン店付近で待機する
まず、深夜の時間帯は開いているお店が限られていることを覚えておきましょう。
例えば、マクドナルドや牛丼店などのチェーン店は、深夜帯であっても注文が入りやすいため要チェック。
待機場所は、商品の価格帯が安く、遅くまで営業しているチェーン店が密集しているエリアがおすすめです。
稼働エリアを変更する
時間帯ごとにUber Eats(ウーバーイーツ)を利用しそうな人の層に合わせて、エリアを選ぶことも大切です。
深夜の場合、フードデリバリーを注文するのは家族世帯よりも単身世帯が多いと考えられます。
そのため、学生が多く住むエリア(大学の近く)や、単身者向けのマンションが多い場所が狙い目です。
フードデリバリー業界で「エリアを変えただけで、注文が入りやすくなった」というのはよくある話なので、一度試してみましょう。
他の配達員を掛け持ちする
Uber Eats(ウーバーイーツ)以外で、深夜帯に配達可能なサービスは、menu(メニュー)です。
menuは、東京や大阪の一部エリアで24時間営業しているため、夜中に集中して稼働したい方は見逃せないフードデリバリー会社です。
また、深夜以外にも稼働したい方は、業界の中でも報酬額が高いと言われている出前館配達員とのかけもちも検討しましょう。
出前館では、2022年6月下旬より配達員用アプリのリニューアル、2022年8月1日から報酬改定が予定されています。
今回の変更により、早押し制度の一部廃止などがおこなわれるため、フードデリバリーの仕事に慣れていない方も稼ぎやすくなると予想されています。
翌日に備えて休む
Uber Eats(ウーバーイーツ)で深夜に稼働し、上記で解説したポイントを押さえてみたものの「稼げない」場合は、いっそのこと翌日に備えて休みましょう。
ひょっとしたら、エリアそのものが深夜帯と相性が悪い可能性があります。
夜更かしをしたのに、2~3時間で1,000円しか稼げないような状態であれば、次の日に備えてパワーを充電した方がよほど効率的です。
エリアによっては、7:00から営業しているところもあるため、深夜ではなく早朝配達を試してみる方法もアリです。
ちなみに、午前中の配達は「早起きに繋がり健康に良い」など、朝ならではのメリットも得られます。
Uber Eats(ウーバーイーツ)深夜配達のメリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)で深夜に稼働するメリットは「注文が入りやすい」と「お店での待ち時間が少ない」「道が空いていて配達しやすい」が挙げられます。
注文が入りやすい
深夜帯は配達パートナーの数が減るため、注文が入りやすいというメリットが得られます。
エリアやタイミングによっては、「待機時間がほぼなく次々と依頼が入る」パターンも!
フードデリバリーの仕事で稼ぐためには、回数をこなすことが重要であるため、テンポよく配達できるのは嬉しいポイントです。
お店での待ち時間が少ない
配達パートナーにとって、困るパターンの一つが「お店に着いたのに、料理がまだ用意できていないこと」です。
深夜の時間帯の場合、短時間で調理できる商品(例:マクドナルドなど)に注文が集中するためか、店舗先で待たされる可能性が低くなります。
上記のように、時間のロスなくストレスフリーに稼働できる点も深夜配達のメリットと言えるでしょう。
道が空いていて配達しやすい
深夜の時間帯は、人通りが少なく、車もあまり走っていないためスムーズに走行可能です。
同じ距離であっても、人が多いときと少ないときでは、配達先へ到着するまでの時間が大きく変わります。
多くの人が眠っている夜の街は、配達パートナーにとってまさに稼働しやすい環境です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)深夜配達の注意点
Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜配達にはメリットがあるものの、深夜帯だからこそ注意すべきポイントもあります。
例えば、「事故へ注意すること」や「防寒対策をしっかりすること」などです。
道が暗いので事故に気を付けよう
深夜帯は、道が暗いため日中以上に安全運転を心がける必要があります。
夜ならではの危険性の例をピックアップしました。
- 暗闇に紛れてランニングしている人がいる
- 自転車やバイクの足元に異物が転がっている
- ライトを点灯せずに走っている自転車がいる
- 酔っぱらった人がふらふら歩いている など
また、注意すべきは、自転車やバイクでの走行中だけではありません。
とくに、古く暗いマンションやアパート内を歩く際は、段差に足を引っかけないよう気を付けましょう。
防寒対策はしっかりと
夜にバイクや自転車で走行すると、時期によっては寒さが大敵になります。
「このくらい大丈夫だろう」と思っていたのに、気が付いたら風邪をひいていたなんてことも……。
体調を崩してしまうと、配達ができなくなるだけでなく、本業にも影響をきたしてしまいます。
油断せずにヒートテックの下着を着用したり、風を通さない衣類を選んだりして対策をしましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜配達のまとめ
Uber Eats(ウーバーイーツ)の深夜配達は、日中と同じくらい稼ぐことが可能です。
ただし、エリアやタイミングによっても稼ぎやすさは異なります。
もしも「あまり稼げない」と思ったら「待機場所や稼働エリアを変える」や「他社とかけもちをする」などを試みてみましょう。
また、フードデリバリー業界の中で「稼ぎやすい」と評判の良い出前館への登録もぜひ、ご検討ください。