新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
「普通のアルバイトより稼げる!」
ということで話題になったフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。
しかし最近では、
「前より、ブースト※が減って稼げない...。」
「同じようなサービスが増えて、依頼が全然来ない!」
なんて話も聞きます。(※ ブースト:注文の多い時間帯や場所で配達すると、報酬が増えるシステム)
そこで今回は、
- Uber Eats(ウーバーイーツ)は本当に稼げないのか?
- 稼げる配達員はあるのか?
というところについて、現役配達員でもある筆者の経験も踏まえてお話していきたいと思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は稼げないのか?
結論から言うと、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員は稼げます。
ただし、何も考えずに配達するだけでは稼げないことがほとんどです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぐためには、いくつかのポイントを抑え、経験を重ねて作業をより効率的にしていく必要があります。
ちなみに、目安で言うと
時給換算で、¥1,200 〜 ¥1,800
条件のいい日だと、¥1,800 〜 ¥2,500
ほど稼ぐことが可能です。
繰り返しになりますが、上記の稼ぎを目指すには、工夫して配達する必要があります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぐコツとは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員で稼ぐには、配達する上でいくつかの”コツ”を抑えておく必要があります。
このコツは、大小さまざまなものがありますが、ここでは個人的に特に大事だなと考えるコツ3点をご紹介します。
① 目標を設定し、モチベーションを高く保つ
はい、これは特に大切です。これがないと始まらないレベル。
この中で大事なのは、目標を設定した後、モチベーションを保つための工夫をし続けること。
正直モチベさえ高ければ、なんでもできます、これは配達員に限らず、全ての仕事に通じる話ですね。
モチベ高い → 仕事続く → 経験を積む → 稼げる → モチベ上がる …
最強のサイクルが完成しましたね、おめでとうございます(?)
せっかくなので、もう少し具体的に話していきます。
目標を設定する
1時間あたりのこなしたい配達件数の目標を設定しましょう。
金額を設定する際は、配達する地域の平均時給や最低賃金を参考にすると良いでしょう。
例えば、
配達エリアの1件の配達単価平均が400円
地域の最低賃金が850円/1h
平均時給が1000円/1h
だった場合は、3件以上配達することができれば、一般的なアルバイトよりも稼げていることになるでしょう。
ただし、あまり目標を高く設定してしまうと、達成できなかった場合にモチベーションが下がる原因にもなりますので、まずは確実に達成できる件数を設定するのが良いでしょう。
モチベーションを高く保つ
目標を設定し「よしやるぞ!」となっても、続けていくうちに徐々に熱が冷めていき、気がついたら配達アプリは永遠にオフラインのまま…。
そうならないためにも、日々モチベーションを高く保つための工夫が必要です。
具体的には、配達員を長く続けるために、毎日使う物はちょっとしたこだわりと工夫をすると良いでしょう。
- 自転車にスマホ / ドリンクホルダーをつける
- 荷物が重いので、荷台をつける
- 雨の日に使う雨具は機能性の高いものを使う
- バイクに配達ボックスを取り付ける
- 冬は防寒用にハンドルカバーを取り付ける
配達を続けていくうちに
「これがあったら便利だな / テンション上がるな」
「これがあればもっと効率よく配達できそう」
ということがあるので、都度工夫することで、楽しく配達できる環境を作っていくと良いでしょう。
② マイルールを決めておく
配達に専念するために、状況に応じたマイルールを設定しておきましょう。
マイルールの例は以下の通りです。
- ピーク時、料理を受け取るお店での待ち時間が5分以上かかる場合は、注文をキャンセルする。
- オフピーク時の待ち時間は、最大10分までとする。
- ピーク時の配達依頼は、大手チェーン店の注文のみにする。
マイルールを含め、配達作業時にかかる手間と負担をなるべく減らすことが重要です。
無駄を無くすことで、少しでも効率よく配達するための環境に変えていきましょう。
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
③ 1件あたりにかかる配達時間を短縮させる
1件にかかる配達時間を短くすることで、より多くの配達をこなすことができ、結果的に多くの稼ぎを得ることが可能になります。
ここでは、配達時間を短縮させる具体的な方法を2つご紹介します。
場所を確認する時間を減らす
基本的に、配達中はGoogle Mapなどを使い、お店の場所や配達先を確認することになります。
しかし、確認する回数が増えるほど、タイムロスが増えるため、結果的に1回あたりの配達時間が長くなってしまいます。
ピーク時間など、配達依頼が多くなる状況ほど、このタイムロスはジワジワと効いてきます。
効率よく、素早く配達をこなすためにも、なるべく配達エリアの地形と住所は覚えるようにしましょう。
配達し始めの頃は大変ですが、意識しながら配達をこなすことで、次第に覚えることができます。
ただし、あまり無理をする(分からないのに地図を見ない)とかえって配達に時間がかかってしまい、クレームにもつながってしまいますので、少しずつできる範囲で進めていきましょう。
抜け道を覚える
配達時、一番時間を取られるもの、それは「信号待ち」ではないでしょうか?
大通りの信号になると、2 ~ 3分ほど待たされる信号もあると思います。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員で高額報酬を稼ぐベテラン配達員の中には、赤信号や通行止めなどの場合に止まらず進むための「抜け道」を知っている方が多くいらっしゃいます。
1件あたりの配達時間を減らし、少しでも多くの配達をこなすために、日頃から地図を読み込むことで、できる限り抜け道を把握しておくと良いでしょう。
稼げる配達員はある?
Uber Eats(ウーバーイーツ)は、さまざまな工夫することで、多くの稼ぎを得ることができる、ということを説明してきました。
とはいえ、配達エリアの状況や配達距離の計算など、様々な要素を常に考えて配達する必要があり、中々大変…と感じることもあるのではないでしょうか?
「正直、もう少し楽に稼げる配達員はないの?」
という方におすすめしたいのが、フードデリバリーサービス国内大手、「出前館」(業務委託)の配達員です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員と大きく違う点は、1件の配達単価が固定であること。
これにインセンティブ(追加報酬)を加えることで、1件の配達で最大¥1,001を受け取ることができ、時給換算で¥5,000を超える配達員も割といるとかいないとか(笑)
もちろん、配達員として工夫を重ねる必要はありますが、個人的にUber Eats(ウーバーイーツ)に比べて出前館配達員の方が安定して稼げるイメージがあります。
【反論】Uber Eats(ウーバーイーツ)が稼げないワケ
ここでは、
「〇〇が原因で稼げない」
というところについて、私個人の考えを述べていきたいと思います。
※あくまでも、個人による意見ですので、参考程度に聞いていただけると幸いです。
ピーク時間以外は全く注文が入らない
確かに、ピーク時間に比べてそれ以外の時間は注文数が減るのは事実です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員で稼ぐには、基本的にピーク時間をメインに配達することをおすすめします。
ただし、場所や時間帯によって注文傾向というものが存在します。
例としては、
- Aエリアの朝方はファストフードがよく注文される
- Bエリアの午後はスイーツやデザートがよく注文される
等々…。
注文傾向を把握しておき、そのお店の周辺で配達をすることで、ピーク時間外でも、ある程度配達依頼を受けることは可能ですので、依頼を受けれず苦戦している方は試してみてはいかがでしょうか?
競合が増えたことで注文が入りづらくなった
以前に比べて、同じようなサービスが増えたことで、注文が分散し、Uber Eats(ウーバーイーツ)だけに注文が殺到するということは少なくなりました。
しかし、これは裏を返せば、競合が参入してくるほど、昨今のフードデリバリー業界の需要は上がっている、と見ることもできます。
需要が上がるということはつまり、注文数が上がっていると言い換えることもできるので、
「競合が増えたことで注文が入りづらくなった」とは一概には言えない
というのが個人的な考えになります。
ブーストが減って稼げなくなった
ブーストとは、注文の多い時間帯やエリアで配達を行うと配達料金が増額されるシステムのことです。
配達エリアごとにブースト倍率が設定されていて、”配達料金1件ごとにその倍率を掛け合わせた金額”が最終的な1件の報酬金額となります。
このブーストの倍率が以前よりも下がったため、稼げなくなったということです。
確かに、ブースト倍率が下がれば1件あたりの報酬額は少なくなりますが。
しかし、これに関しては、その分手数料の改定やクエスト※の改善によって、他の部分で埋め合わせができるような仕組みになっているので、
「ブーストが減ったから稼げない」とはならない
というのが個人的な意見になります。
(※クエスト:配達回数に応じてもらえる追加報酬)
まとめ
以上、
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員は稼げるのか?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員で稼ぐにはどうすれば良いか?
- Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員以外でオススメの配達員
を中心に説明してきました。
繰り返しになりますが、作業の無駄をなくし、効率的に配達を行うことで1時間あたりの配達件数が増え、結果的に稼ぎが増えることになります。
まずは経験を重ね、徐々に自分なりの稼げるパターンを作り、増やしていきましょう。