Uber Eats 出前館

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の違いをどこよりも分かり易く解説します。

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の違いをどこよりも分かり易く解説します。

フードデリバリーサービスは、ステイホームの影響もあり、私達の生活に中に深く浸透してきました。地域によっては、街を歩けば、自転車やバイクにのった配達員の姿を頻繁に目にするようになりました。

中でも、日本国内で有名なところといえば、「出前館」と「Uber Eats(ウーバーイーツ)」ではないでしょうか。

今から配達員を目指す方にとって、注文者の立場からでは分からない違いや特徴が、両者の配達員にはあります。

極論を言えば、両方の配達員に登録して使い分ければいい(両方とも兼業OK)のですが、まずは、それぞれの特徴・違いをしっかりと把握して、より自分にあった働き方を見つけていきましょう!

どこよりも丁寧にまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「働き方」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「働き方」の違い

まずは、出前館の配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの「働き方」の違いについてみていきましょう。

出前館の配達員には、3種類の人いる

出前館の配達員には、「業務委託の配達員」「出前館と直接契約するアルバイト」「配達員レストランが雇用している配達員」の3パターンがあります。

今回、Uber Eats(ウーバーイーツ)と比較しているのは、「業務委託配達員」です。

アルバイト配達員は、出前館と直接雇用契約を結びますが、業務委託配達員は、あくまでも個人事業主として配達業務を委託されるだけで、報酬も時給ではなく、歩合制となっています。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、全員「業務委託」「個人事業主」

一方、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、全員が業務委託契約となり、個人事業主として働くことになります。

出前館配達員と同様、時給保障がない代わりに、シフトもなく、好きな時間に好きなだけ働け、完全成果報酬の歩合制で報酬を得ることができます。

会社に拘束されない働き方であり、副業としておすすめな働き方になっています。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「配達エリア」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「配達エリア」の違い

次は、出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の「配達エリア」の違いについて確認しましょう。

残念ながら、両者とも47都道府県はまだカバーしきれていません。

出前館(業務委託)の配達エリアは、全国22都道府県

出前館のサービス自体は、日本全国47都道府県に展開されています。

ただ、今回説明している業務委託配達員はまだ全エリアに葉対応しておらず、下記の通り22都道府県で働くことができるようになっています。

出前館業務委託配達員の配達エリア

  • 北海道
  • 宮城県
  • 福島県
  • 茨城県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 富山県
  • 静岡県
  • 愛知県
  • 滋賀県
  • 京都県
  • 大阪県
  • 兵庫県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 福岡県
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 鹿児島県
  • 沖縄県

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達エリアは、全国36都道府県

Uber Eats(ウーバーイーツ)も、毎月のように、配達エリアを拡大していっていますが、残念ながらまだ全国を網羅できているわけではありません。

2021年9月現在、全国36都道府県です。

また、これは出前館にも言えることですが、対象になっている都道府県でも、全エリアが配達エリアになっているわけではなく、一部エリアが対象になっているにすぎません。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で、具体的にどのエリアまでが配達対象エリアなのか確認する方法は、Uber Eats(ウーバーイーツ)のアプリをインストールし、配達先に確認したい住所を入力すれば、現在配達対象エリアなのか、拡大予定エリアなのか、配達エリア外なのか調べることができます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達エリア

  • 北海道
  • 岩手県
  • 宮城県
  • 栃木県
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • 千葉県
  • 東京都
  • 神奈川県
  • 新潟県
  • 富山県
  • 石川県
  • 長野県
  • 岐阜県
  • 静岡県
  • 愛知県
  • 三重県
  • 京都府
  • 大阪府
  • 兵庫県
  • 奈良県
  • 和歌山県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 山口県
  • 香川県
  • 愛媛県
  • 高知県
  • 福岡県
  • 佐賀県
  • 長崎県
  • 熊本県
  • 大分県
  • 鹿児島県
  • 宮崎県
  • 沖縄県

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「配達報酬」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「配達報酬」の違い

続いて、出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の「配達報酬」について比較してみましょう。

出前館配達員は「固定報酬」で分かり易い

多くのフードデリバリーサービスでは、配達距離や時間、条件など様々な要因によって報酬が決められますが、出前館の配達報酬は、距離に関係なく、1件当たりの報酬が決まっています。

配達エリアによって若干異なりますが、とても分かり易い「固定報酬」になっているのが特徴です。

配達エリア配達報酬(1件あたり)
東京・千葉・埼玉・神奈川715円(税込)
その他660円(税込)
沖縄550円(税込)

とても分かり易いですね!

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの配達報酬の詳細は不明!?

一方で、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達報酬は、出前館のような固定報酬ではありません。

距離や時間など、様々な条件によって算出されるので、毎回変動があります。

基本の算出式は、下記の通りです。

報酬額 = 配送料(基本金額 + 配達調整金額) + プロモーション(インセンティブ) – サービス手数料(10%) + チップ

実は、この計算方法が全国的に適応されたのは、2021年5月10日からで、それ以前は、エリアによって固定報酬の部分も多くありました。

しかし、新料金体系では、報酬のメインとなる「基本金額」と「配達調整金額」の具体的な計算方法は、Uber Eats(ウーバーイーツ)公式からは、発表されておらず、私達は分からないのが実情です。

ざっくりとした目安でいうと、移動時間、距離、ピック場所、配達員の数など、様々な要因によって決まる「基本金額」は、だいたい100~200円

待ち時間や交通状況、配達員の需要などの要因によって決められる「配達調整金額」も、目安としては、100~200円であることが多くなっています。

どのような計算方法で算出されているのかは確認する術はありませんが、世間的には、料金体系が変わったことで、報酬が減ったと感じている人の方が多いようです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぐためには、次に説明する「インセンティブ」をいかに活用するかが重要になっています。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「インセンティブ」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「インセンティブ」の違い

配達報酬に続いて、両者の「インセンティブ」についてもチェックしていきましょう。

インセンティブも、月々の報酬を大きく左右する要因になっているので、超チェックです。

出前館配達員にインセンティブはない!?

出前館の配達員には、次に紹介するUber Eats(ウーバーイーツ)のようなインセンティブやチップ制度などはありません。

ただ、それ以上に魅力的なもの、期間限定で「業務委託配達員向けキャンペーン」として、「配達単価UPキャンペーン」が開催しており、平日は1.2倍、休日は最大1.4倍まで配達単価がUPします!

ということは、東京・休日の固定報酬は、1件当たり715円×1.4倍となり、なんと1,001円!!

1件配達するだけで、1,000円以上の配達報酬がもらえることになります!かなり魅力的ですよね!

ただし、期間限定のキャンペーンになるので、今後の情報更新には注意しておきましょう。

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーのインセンティブは豊富!ココが稼ぐポイント!

一方で、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーには、様々なインセンティブが用意されています。

Uber Eats(ウーバーイーツ)のインセンティブ

  • ブースト:指定された場所・時間で配達すれば、1件ごとの配達報酬のうち、基本料金の倍率UP(1.1~1.9倍程度)
  • クエスト:指定された期間中に、指定回数配達すると特別報酬がもらえる
  • ピーク料金:注文が多い時、配達員が不足している時、追加報酬がもらえる(100円~900円程度)
  • チップ:厳密にいうとインセンティブではないですが、注文者から料理代金以外に、チップがもらえることがあります

先程の少し触れましたが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の料金体系が更新されて、報酬額が少なくなったと言われている今、更新される以前のように稼ぐためには、インセンティブをうまくからめていくことがとても大切です。

特に、期間中の配達回数達成で追加報酬がもらえるクエストの達成は、配達を続けている以上、なるべく常に達成できるように意識して回数をこなしていきましょう。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「報酬支払い日」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「報酬支払い日」の違い

ここでは、稼いだ報酬支払い日、つまり「給料日」の違いをお伝えします。

出前館の報酬支払い日は「月に2回」

出前館の業務委託配達員の給料日は、月2回

毎月「5日」と「20日」が報酬支払い日となっています。

支払いスケジュールは、下記の通りです。

  • 月末締め⇒翌5日払い
  • 15日締め⇒当月20日払い

ココがポイント

三井住友銀行は、振込み手数料が無料なのでおすすめです!

Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬支払い日は「週1回」

Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は週1回毎週月曜日の午前4時締め、翌週の水曜日以降に入金されます。

ただし、金融機関によって入金が遅れることがあったり、祝日などと重なると、木曜日以降に入金されることもありますが、遅くても1週間以内には振り込まれるのでご安心ください。

ココに注意

Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は、海外送金で振り込まれるため、注意点があります。

  • ゆうちょ銀行、信用金庫、ネット銀行は指定できない
  • みずほ銀行は、海外送金に対するセキュリティが厳しく、電話確認があるなど時間がかかる

オススメの銀行は、「三井住友銀行」か「三菱UFJ銀行」です。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「稼働時間」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「稼働時間」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)では、「稼働時間」にも違いがあります。

それぞれ時間の決まりはありますが、基本的にはエリア内のお店の営業時間に左右されるので、あくまでも目安として考え、自分が配達するエリアの主要なお店のデリバリーの営業は何時から何時までやっているのかチェックするようにしましょう。

ココに注意

注文の少ない時間帯は、注文を受け付けていないお店もあります。

出前館配達員の稼働時間は「11:00~21:00」

出前館配達員の稼働時間は、「11:00~21:00」です。

この時間は、お客さんが注文できる時間なので、21時ギリギリに注文があった場合は、配達完了するのが、22時くらいになるケースもあります。

※一部エリアだけ、10:00~23:00まで営業しているエリアもあります。

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの稼働時間は「9:00~24:00(一部地域は8:00~25:00)」

一方、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの稼働時間は「9:00~24:00」が全国共通の時間として設定されており、一部地域は、「8:00~25:00」まで営業しています。

もちろんシフトはなく、自分の好きな時間にアプリを起動させて働くことができるので、9時~0時まで働く必要は全くありません!

達人くん
フードデリバリー業界では、お昼のピーク時間(11:00~14:00)、夜のピーク時間(18:00~21:00)が注文が多く、稼ぎ時と言われています。

 

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「服装」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員「服装」の違い

出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)の「服装」についてもみてみましょう。

出前館配達員の服装は、一部規定あり!

出前館配達員(業務委託)の服装は、アルバイトスタッフほどの決まりはありませんが、一部規定があります。

  • 上着:自由
  • ズボン:無地の黒いズボン ※ハーフパンツ不可
  • 靴:スニーカーなど安全に配達できる靴 ※サンダル不可
  • 帽子:支給される帽子を、「商品受け取り時」と「商品受け渡し時」に着用

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの服装は、自由!

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーには、服装に関する決まりはありません。自由な恰好で問題ありません。

動きやすく、夏の暑さや冬の寒さ対策を十分にした服装で配達しましょう。

ただ、いくら自由だからといって、配達先のお客さんに不快な気持ちを与えないように、社会人として最低限のマナー・清潔感は意識しましょう!

 

まとめ:出前館とUber Eats(ウーバーイーツ)配達員の違いをどこよりも分かり易く解説します。

出前館の配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの違いやそれぞれの特徴を丁寧に解説しました。

ここまで見て頂いたらお分かりかと思いますが、出前館にもUber Eats(ウーバーイーツ)にも、良い点があり、気になる点があります。

一番最初に確認すべきは、自分の住んでいるエリア(もしくは働きに行ける場所)がそれぞれの配達エリアになっているかどうか、です。

こればかりは、どうしようもないので、まだ地元が配達エリア外だという方は、年々エリア拡大が続く両者が早く日本全国で配達できるようになるのを願いましょう。

冒頭でも言いましたが、別にどちらか一方のサービスを選ばないといけない訳ではありません。

出前館の配達員とUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、掛け持ちすることができます。

「今日は出前館の配達員として働き、明日はUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして配達する」、極端な話、「午前と午後でかえる」、「1件ずつかえる」という会社では考えられない働き方ができるのも、フードデリバリースタッフの良い点でもあります。

「待ち時間を減らす」ためには、掛け持ちするのはとても有効な手段ですので、この機会に、両方の配達員に登録してみてはいかがですか?

この記事が少しでも背中を押すきっかけになっていれば嬉しいです。

-Uber Eats, 出前館

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