新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
近年のフードデリバリー業界の中でも今、特に注目されているのが「出前館(でまえかん)」です。
テレビや雑誌でも取り上げられ大きな話題になっています。
注目されているその理由はなんと言っても「稼げるから!」…これではないでしょうか?
この記事では、そんな出前館配達員の「稼げる!」を中心にいろいろな視点から解説していきます。
注意
この記事で、紹介する出前館配達員は「業務委託制」の配達員になります。
直接雇用型(バイト制)の出前館配達員とは異なりますので、ご注意ください。
なぜ出前館配達員を選ぶのか?
結論から言うと、出前館配達員は「稼げます」…マジで。
よく似たフードデリバリーサービスとしてUber Eats(ウーバーイーツ)が挙げられます。このUber Eats(ウーバーイーツ)もよく稼げるのですが、それ以上に稼げるのが出前館配達員なんです。これが出前館配達員を選ぶ理由です。
「またまたぁ〜そんな調子のいいこと言って、実際に稼げるのはひと握りの配達員だけでしょ?」
と思った方へ…
「出前館は初心者でもしっかり稼げます。」
もちろん、効率よく稼ぐためにはいくつかのポイントを抑える必要がありますが、出前館の中には、月収100万円超えの配達員が何人かいるほど稼げます。
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続いて、「なぜ出前館配達員がそこまで稼げるのか?」について説明していきます。
出前館配達員が稼げる理由3選
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員も十分に稼ぐことができますが、出前館配達員はさらに稼ぐことができます。
ここでは、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員と比べて出前館配達員の方が稼げる理由3選を解説していきます。
配達単価が固定&ブーストがアツい
Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員と違い出前館配達員は1件ごとの配達単価が固定なので、配達件数を増やすことに集中することができます。
この配達単価は配達するエリアによって変わります。
配達エリア | 配達単価 |
東京・神奈川・千葉・埼玉 | 715円 |
上記エリア以外 | 660円 |
※沖縄エリアは550円
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達単価は配達する距離によって変わり、1件あたり「400〜800円」ほどでばらつきが出ます。
さらに、出前館配達員の配達単価にはブースト(配達単価の引き上げ)が発生することがあります。
配達エリア | ブースト率「1.2倍」 | ブースト率「1.4倍」 |
東京・神奈川・千葉・埼玉 | 858円 | 1,001円 |
上記エリア以外 | 792円 | 924円 |
このおかげでブーストが発生した場合、関東エリアであれば1件の配達で最大1,001円をもらうことができます。
ブーストを活用することで、ベテラン配達員の中には時給5,000円超えの方もいらっしゃるほどです。
ただし、
- ブーストが発生するエリアは限りがある
- ブーストは期間限定の措置
とのことなので、たくさん稼ぎたい方は今のうちに出前館に登録することをオススメします。
届け先の住所がわかる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達はお店から注文品を受け取るまで、注文の届け先がわからない仕様になっています。
その点、出前館は注文依頼を受ける段階で届け先の住所がわかるので、Uber Eats(ウーバーイーツ)よりも効率的に配達依頼を”多く”こなすことができます。
最大4件までの同時受注ができる
Uber Eats(ウーバーイーツ)は”配達は1件ずつ”がキホンです。
それに比べて、出前館は最大4件まで同時配達ができます。
出前館の配達は依頼を受ける段階で届け先の住所がわかっているので、これとうまく組み合わせることで、配達途中にもう1件別の配達をこなしたりと、より効率的な配達をすることが可能になります。
出前館配達員で稼ぐコツ3選
「出前館配達員は稼げる」というのは事実ですが、実際に稼ぐにはいくつかのコツを抑えることが重要です。
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
ここでは、特に稼ぎにつながりやすいコツ3つをご紹介します。
現金の支払いにも対応する
出前館は現金支払いのお客さま(注文者)が多いです。
出前館配達員アカウントの初期設定では「現金支払いの対応なし」となっています。これでは、「なかなか注文が取れないから全然稼げない…。」という事態にもなりかねません。
現金支払いに対応するには、サポートセンターにメッセージを送り1〜2日ほど待つ必要があります。
また現金支払いで対応した場合は、仕事終わりに拠点で精算をする必要があります。
多少の手間はかかりますが、現金支払いにも対応するだけでも稼ぎはだいぶ変わってきますので、まだ未対応の方は早めに変更しておくと良いでしょう。
配達エリアの地図を覚える
出前館に限らず、稼いでいる配達員は配達エリアの地図を覚えていることがほとんどです。
地図を覚えることで、Googleマップなどで配達ルートを確認する時間が減るので、配達効率が圧倒的に上がります。
また、出前館配達員の場合は最大4件まで同時受注ができるので、地図を覚えておくことでさらに効率的に配達をこなすことができます。
- なるべく信号に引っかからないルート
- 自転車 / バイクが通りやすいルート
などを押さえておくことで1件あたりの配達時間を短くすることができる…など、とにかく地図を覚えることは稼ぐためのイチバンの近道と言っても過言ではありません。
配達を始めたばかりのころはなかなか大変だとは思いますが、常に効率的な配達ルートを考えながら地図を覚えていくようにしましょう。
天気が悪い日は稼げるチャンス
雨などの天気が悪い日は、配達員の数が減り、注文の数は増えるのでたくさん稼げるチャンスです。
また、ブースト(配達単価の引き上げ)も発生しやすくなる傾向があります。
しかし、配達の負担も増えるので、配達を始めたばかりの方は無理せず、ある程度慣れた段階で雨のなどに配達することをオススメします。
出前館の客層
配達するエリアにも寄りますが、出前館を利用するお客さま(注文者)はUber Eats(ウーバーイーツ)に比べて、常連のお客さまが多いイメージがあります。中には1日に複数回同じお客さまに届けることも少なくはない、という配達員もいるそうです。
また、外国籍の方が多いエリアやタワマンが多い都市部のエリアでは富裕層の方が多かったりと、そのエリアごとに客層は異なります。
この客層と注文のニーズをつかむこともまた、稼げるポイントの一つになってくるでしょう。
出前館配達員のデメリット
出前館配達員はたくさん稼げる!という大きなメリットがある反面、
「Uber Eats(ウーバーイーツ)と比べると、デメリットも多少はあるんじゃないの?」
と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
ここでは、配達員からみた出前館のデメリットを挙げていきます。
配達時間に指定あり
Uber Eats(ウーバーイーツ)やmenu(メニュー)などと違って、出前館は配達時間が指定されているのでシンプルに焦ります(笑)
1件ずつの配達であれば、そこまで気にはなりませんが、3〜4件同時に受注していると、後の方になるにつれて「配達時間が足りない!」なんてことになり精神的に結構焦ります。
専用アプリの操作性が悪い
配達中は出前館配達員用の専用アプリを使います。
このアプリがUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員用アプリと比べると、なかなか使いづらい印象があります。
スマホの画面を適当にタップしてしまうと、意図しない受注を受けることがあり、当初考えていた配達スケジュールが狂うこともしばしば…。
配達を重ねるうちに多少は慣れてくるので、配達し始めの頃はいま少しの辛抱が必要かもしれません。
出前館配達員のクレーム
注文間違いが圧倒的
出前館の配達のクレームで圧倒的に多いのが、注文の間違いです。このクレームは、お客さま・お店側でのミスによるものです。
配達員に対するクレームで多いのは、汁物などの注文品をこぼしてしまった場合です。
配達の際は上蓋を二重にするなど、料理をこぼさないように工夫をすることが大切です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)やメニューの掛け持ちもオススメ
出前館ほどではありませんがUber Eats(ウーバーイーツ)やmenu(メニュー)の配達員も配達方法などを工夫することで一般的なバイトよりも多く稼ぐことができます。
配達エリアや時間帯などによって注文数が変わるため、配達員の中には複数の配達員を掛け持ちしてやっているところもあります。
出前館は決められたエリアでの配達しかできませんが、Uber Eats(ウーバーイーツ)やmenu(メニュー)はサービスを展開している地域であれば全国どこでも配達することが可能です。
配達員の中には、Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぎながら全国を旅して周っている方もいらっしゃいます。
どの配達員をやればいいのかわからない!という方はひとまずそれぞれの配達員に登録してみて、稼ぎやすいかどうかを実際に確認してみるのもオススメです。
出前館配達員は稼げるのか?まとめ
以上、出前館配達員は稼げるのか?について解説しました。
出前館配達員は、Uber Eats(ウーバーイーツ)など他の配達員と比べて稼げることがお分りいただけたでしょうか?
ブーストによる配達単価が最大1.4倍などの措置は期間限定によるものなので、ひとまず登録して今のうちに稼いでおくことをオススメします♪