新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
出前館の業務委託配達員。Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員と同じように、自分の好きなタイミングで好きなだけ仕事ができるのが特徴です。
・出前館の業務委託配達員の給料日(報酬の支払日)
・出前館の業務委託配達員の確定申告の必要の有無
について、分かりやすく解説していきます。
出前館の配達員の給料日(報酬の支払日)はいつ?月2回あります。
出前館配達員の給料の支払日は、毎月2回あります。
月の最初の5日と、月の真ん中の20日に、報酬が振り込まれます。
具体的には、
(1)毎月15日締20日支払い
(2)毎月末日(30日か31日)締、翌5日支払い
です。15日間仕事して稼いだ分が、その5日後に支払われる、というペースです。
また、支払い予定日の「5日」や「20日」が祝日や休日の場合には、報酬の支払いは翌営業日になります。
■ちなみに出前館の配達には現金受け取りもある。
「現金受け取りも対応する」に設定すると、出前館の配達では配達時に注文者から直接代金を受け取ることができます。
当日の仕事した分より多い金額は、出前館の自分の配達拠点で返却する必要がありますが、
言ってみれば「日払い」の仕事にもなるということです。
普通に1日で1万円以上の現金を稼ぐことも可能なので、
「明日までにお金が欲しい..」という人にとっても、
大きな味方ですよね。
■Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の支払いはもっと早い。
個人的には結構出前館推しですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達員の方が実は報酬の支払いサイクルはもっと早いです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)にも現金払いはあるので、その日のうちに現金で報酬を受け取ることは可能ですし、
通常の報酬は毎週日曜日締めでその2日後の火曜日に振り込んでもらえます。
出前館の報酬の振り込みペースでも大変ありがたいですが、毎週支払ってもらえるのはもっと嬉しいですね。
出前館の配達員は確定申告が必要?場合によって必要。
話を戻します。
出前館の業務委託配達員をしていくにあたって、場合によっては確定申告が必要になります。
具体的には下記に当てはまるパターンで、確定申告が必要になります。
(1)副業で出前館の配達をしていて、1月1日~12月31日の1年間で、所得が20万円を超えた場合。
(2)専業出前館の配達をしていて、1月1日~12月31日の1年間で、所得が38万円を超えた場合。
この2つのパターンでは確定申告が必要になります。
(1)副業で出前館の配達をしていて、1月1日~12月31日の1年間で、所得が20万円を超えた場合。
会社員として給料をもらっていて、週末に出前館の業務委託配達員として仕事をする場合です。
この場合、出前館の業務委託配達員としての所得が10万円でも、その他の仮想通貨の売買や、転売などの副業も合わせた所得が20万円を超えたら、確定申告が必要になります。
(2)専業出前館の配達をしていて、1月1日~12月31日の1年間で、所得が38万円を超えた場合。
会社員として給料をもらっておらず、出前館の業務委託配達員をしている場合です。
この場合は年間の所得が38万円を超えたら、確定申告が必要になります。
また、親の扶養に入りながら出前館の業務委託配達員の仕事をしている、という人も38万円を超えたら確定申告が必要になります。
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
※ここでいう「所得」とは「売上」から「経費」を引いて残ったものです。単純に出前館の配達をして得た報酬は「売上」になります。
売上と所得は異なるので、覚えておきましょう。
出前館の配達員で確定申告をしなかったらどうなる?
上記の確定申告が必要な人であるにも関わらず確定申告をしなかった場合、
通常の納税に加えて、「無申告加算税」や「延滞税」「重加算税」など余計に支払う必要がでてくる可能性も..
当てはまる人は必ず確定申告をするようにしましょう。
出前館の配達員で経費になるものの例は?
経費とは「売上を立てるために使用した出費」のことです。
①出前館配達員の業務に使用するために購入した自転車・バイク
②出前館配達員の業務のために購入したスマホホルダー
③出前館配達員の業務のために購入したモバイルバッテリー
④出前館配達員の業務のために使用した交通費
これらのものは経費として計算することができます。ただし、
「業務に使用するためだけではなく、私用もしている」
というものは、業務で使用している割合・私用している割合を出し、
仕事で使っている分の購入費用を経費として算出します。
また、「レシートや領収書」が「支払日・支払先・支払額・支払内容」を証明するために必要です。
必ず購入時のレシートや領収書は保存しておくようにしましょう。
出前館の報酬って月収でどのくらいが狙える?
さて、確定申告について解説していきましたが、出前館ってそんなに稼げるのでしょうか。
実際の出前館配達員の報酬例について解説したいと思います。
■出前館配達員の1日の収入の例
出前館配達員は固定報酬制度です。
【報酬金額に関して】(※現時点)
▼ 715円(税込)
東京、神奈川、千葉、埼玉に属する拠点
▼ 660円(税込)
上記以外の拠点
※沖縄エリアは550円
となっています。
上記は1件配達した時の単価です。
例えば1時間に3件配達したら、2045円になります。
1日8時間、1時間に2.5件配達すると、1日14300円。
月22日間仕事すると、31万4600円の収入になります。
また、出前館配達員は現在報酬が平日が1.2倍、休日が1.4倍になるキャンペーンもよくやっています。
すごいのが、ピーク時間だけではなく、その日1日中1.4倍です。
東京で1.4倍の日は1件配達して1001円になるので、3件配達すると時給3003円になります。
1日で30000円も全然可能です。
すごくいいです。
まとめ
出前館配達員の給料日(報酬)と確定申告について解説していきました。
個人で仕事する人にとってはいつ支払われるかや確定申告はとても大事な点ですよね。
これから始めようと考えている人は、人手が足りていない今がチャンス。
なるべく早めにはじめて見てはいかがでしょうか。