新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーとして働こうか迷っている人にとって、「ひと月にどれくらい稼ぐことができるのか?」「平均時給はどれくらいなのか?」というお金の話は、最も気になるところ。
2020年には、月収100万円を稼いだ配達員がいる!という報道を見たことのある方もいるのではないでしょうか。
今回は、話題のUber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーは、どれくらい稼ぐことができるのか?平均時給がどれくらいなのか?を解説します。
そして、その平均時給を上げるためには、何をどう工夫すれば良いのか?についてもまとめていますので、是非最後までご覧ください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の平均時給について【簡単まとめ】
Uber Eats(ウーバーイーツ)の平均時給は、およそ1,200~1,500円程度です。
なぜ、若干幅を持たせた書き方をしているかと言うと、Uber Eats(ウーバーイーツ)の平均時給は、様々な要因が絡んでいるため、一概には言えないのが本当のところだからです。
極端な話、配達パートナーの状況・働き方によっては、平均時給が500円くらいの人もいれば、2,000円以上を稼げる人もいます。
もう少し詳しくみていきましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は、そもそも時給ではない!
平均時給の話をしていますが、実は、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの給料は、アルバイトのような時給制ではありません。
「業務委託」という契約を結ぶことになり、1時間○○円という計算ではなく、配達1件当たり〇〇円という、完全歩合制になっています。また「給料」とは呼ばず、「報酬」と呼びます。
そのため、本来は存在しない時給を便宜上計算するために、「稼いだ報酬額」と「稼働した時間」から、平均時給を算出することとします。
1時間に1回500円の配達をすれば、時給は500円になり、1時間で3回、500円の配達を行えば、時給1,500円という考え方になります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)詳しい報酬の仕組みについては、のちほど解説します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の平均時給が変動する要因
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬は、人によって変わるとお伝えしましたが、代表的な要因は、このようなかんじです。
- 「経験値」によって変わる
- 「時間帯」によって変わる
- 「天候」によって変わる
- 「配達車両」によって変わる
- 「インセンティブの有無」によって変わる
これらの要因が組み合わさって、1回あたりの報酬が決まるため、平均時給も変動するという訳です。それぞれもう少し具体的にみていきましょう。
ただ、いずれの場合も、一概に○○円アップする!とは明言できない(一定じゃない)点はご了承ください。
「経験値」によって変わる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの時給は、配達した件数に依存します。仮に、1件あたりの配達報酬が500円とした場合で考えてみましょう。
・配達経験が少ない方は、1時間かけて1件の配達をすると→時給500円
・配達経験豊富な方は、1時間あれば3件配達できるとすると→時給1,500円
このように、仕事に慣れているか、配達エリアの土地に詳しいか、適切なルートを組むことができるかなど、配達パートナーの経験値によって、1時間あたりの配達件数が変わる=平均時給に差が出る原因となっています。
「時間帯」によって変わる
全く同じお店から自宅まで配達したとしても、時間帯によって報酬額が変わることがあります。
ランチタイムやディナータイムなどの注文が多く忙しい時間帯には、「ピーク料金」というインセンティブ(追加報酬)が発生しやすく、短時間・指定されたエリアで配達した場合に、100~300円程度の追加報酬がもらえるようになります。
「天候」によって変わる
時間帯同様、全く同じお店から自宅まで配達したとしても、その日の天候によって報酬額が変わることもあります。
特に、雨の日に発生するインセンティブ、通称「雨クエスト」というインセンティブが発生すると、「指定された期間中に○件以上配達すると数千円~1万数千円程度の追加報酬」が発生することがあります。
「配達車両」によって変わる
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーが配達に使う車両は、主に「自転車」と「原付バイク」の二種類です。
この配達車両をどちらにするかによっても、平均時給は変わってきます。
自転車は、小回りが利き、駐輪スペースに困らない点がメリットに挙げられますが、長時間・長距離を移動する場合は、原付バイクを使った方が、より多くの配達件数をこなせるという一面もあります。
「インセンティブの有無」によって変わる
Uber Eats(ウーバーイーツ)には、先ほど少し触れたように、通常の配達報酬とは別に、インセンティブ(クエスト・ブーストなど)制度があります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼いでいくためには、このインセンティブを上手く活用することは必須です。ここが軸と言っても過言ではありません。
特に、詳しくは後程解説しますが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達報酬は、最近料金体系が変更され、一般的に「稼ぎにくくなった」と言われています。
1件当たりの配達報酬が期待できない以上、その周辺を固めるインセンティブでいかに底上げできるか、平均時給を押し上げることができるか、がとても大切になっています。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬の仕組みを理解しよう
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬、平均時給が状況によってばらつきが出ることはお分かり頂けたかと思います。
次は、Uber Eats(ウーバーイーツ)からの報酬の核となる、「配達報酬」の仕組みについて簡単にまとめました。
新規募集停止が間近?出前館配達員が実は稼ぎやすい?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬体系は、今までにも何度か変更があったのですが、実は2021年5月10日にも大きな改訂があり、今までとは全く違う新料金体系に変わりました。
【2021年5月更新】改悪!?新料金体系は、こんな感じ!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬体系は過去にも変更されたことがありますが、この度2021年5月から全国エリアに適応された新料金体系が「稼げなくなった」と話題となっています。
現在の報酬の仕組みは、「ベース料金」と「配達調整金額」の合算金額=1回あたりの報酬となっています。
それぞれの項目別の解説は、下記の通りです。
- ベース料金(下記項目の合算金額)
- 受取・受渡料金
- 距離料金
- 時間料金
- 配達調整金額(以下の内容が加味され、まとめて支払われます※内訳不明)
- 交通状況が混雑していた場合のインセンティブ
- 受け取りの待ち時間が長かった場合のインセンティブ
- 配達需要が高かった場合のインセンティブ
文字で書くとこのようになるのですが、これだけでは正直なかなか分からないですよね。
しかし、実は新しくこの新しい新料金体系については、それぞれの項目ごとの金額を算出計算式が公式から発表されていないので、「詳細が分からない」というのが現状です。
参考までに、ベース料金の計算式は、公式からの発表ではないですが、実際に支払われた実績から導きだされる予測としては
- 受取料金 + 受渡料金:66円
- 距離報酬:3円/km
- 時間報酬:6円/分
と言われています。
新料金体系で報酬単価が下がった人必見!平均時給を上げる方法
先程紹介したように、この度導入された新料金体系によって、以前よりも稼ぎにくくなった感じている方がいるのは事実です。
しかし一方で、依然として1,500円以上の高い平均時給で、働き続けている人がいることも、また事実です。
最後に、どうすれば報酬額をアップさせ、平均時給・月収を上げていくことができるのか、解説します。
とにかくインセンティブ(クエスト)を積極的に獲得していく!
繰り返しになりますが、1件当たりの配達報酬が下がってしまった今、平均時給をあげるためには、とにかくインセンティブを活用して、追加報酬を積み重ねていくことが鍵になります。
そして、配達報酬のベース料金の倍率がアップする「ブースト」よりも、配達件数達成でまとまった追加報酬がもらえる「クエスト」を積極的に獲得していくことをおすすめします。
「現金支払い」に対応する
意外と「面倒だから」といって敬遠している方もいるかもしれませんが、「現金支払い」の設定をオンにすることもおすすめです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、配達パートナーが現金支払いに対応するか、しないか、アプリ上で自分で設定できるようになっています。
設定をオフにしていれば、配達先で会計をする必要がなく、商品を渡すだけいいので、やりとりがスムーズで、金銭的なトラブルに巻きこまれるリスクも減らすことができます。
ただ、デメリットとして、現金支払いを希望するお客さんからの注文リクエストを受けることができなくなるため、単純にリクエストの数が減ってしまいます。
ネット決済がメジャーになってきたとはいえ、まだまだ現金派の人はたくさんいます。
現金支払いに対応するからといって、報酬額がアップする訳ではなく、お釣りを用意しなければいけないという手間も増えてしまうのは事実ですが、配達回数を稼ぐためには、なるべく多くのリクエストを受け取れる環境を整えておくことは大切です。
チップを狙う!
Uber Eats(ウーバーイーツ)では、注文者が、配達に来た人に、料理代金とは別に、チップを渡すことができるようになっています。
もちろんチップは注文者の任意で、本来は渡さなくてもいいものですし、海外と比べると、日本にはチップの文化はあまり浸透していません。
チップ頼みという考え方は無理がありますが、1回あたり100円のチップをもらえるだけも、平均時給は飛躍的にアップします!
そこで、チップを強要することはできなくても、もらいやすい土壌をつくることはできます。
配達時に意識してほしいこと
- 清潔感(服装や身だしなみ)
- 快活なコミュニケーション(受け渡し時のスムーズなやりとり)
- 料理を、迅速に、丁寧に届ける(少しでも期待を上回る!)
- 天候の悪い日に配達する(注文者の情に訴える作戦です!笑)
とにかく意識すべきことは、当たり前のことを当たり前にやること。何か特別なことをするのではなく、「注文者がストレスを感じない、円滑なやりとり」を心掛けてください。
【オススメ】Uber Eats(ウーバーイーツ)以外の配達員も兼務する
今までは、インセンティブを含む、Uber Eats(ウーバーイーツ)から支払われる報酬を増やすための工夫についてお伝えしてきましたが、手元に入ってくるお金を増やしたいのであれば、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーにこだわる必要はありません。
様々なフードデリバリーサービスがありますが、たしかに最も知名度が高く、注文数が多いのはUber Eats(ウーバーイーツ)ですが、注文を取り合いことになるライバルが多いのも事実です。
他社の配達員もUber Eats(ウーバーイーツ)を追随するために、様々なキャンペーンを打ち出し、サービスを拡大していっています。中には、Uber Eats(ウーバーイーツ)よりも、1件あたりの配達報酬が高額なところもあります!
大切なのは、「Uber Eats(ウーバーイーツ)でたくさん稼ぐ」ではなく、「銀行口座に入金される報酬を増やす」ことです。
注文の待ち時間を減らして、効率よく働くために、複数の配達員に登録しておきましょう!
お得のキャッシュバック制度を使って、登録することができます
当サイトでは、menu(メニュー)やWolt(ウォルト)などの配達員に登録するときに紹介コードを入力すれば、キャッシュバックがもらえる紹介キャンペーンを行っています。
登録方法を少し工夫するだけで、最大30,000円のキャッシュバックをゲットすることができます。
下記のリンク先で、それぞれのキャッシュバック情報や登録方法について、丁寧に解説していますので、興味のある方は是非参考にしてみてください。
まとめ:Uber Eats(ウーバーイーツ)の平均時給はいくら?時給単価を上げる手法を大公開!
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーの平均時給、そして報酬を増やすための方法について解説してきました。
報酬アップのためには、特別な方法で配達することが求められているのではなく、適切なタイミング(時間帯・エリア・インセンティブ発生中など)で、いつも通りの配達を積み重ねていくことがポイントとなります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)と、その他の配達員としての稼働も組み合わせながら、効率よく働き、平均時給を少しでも底上げできるように頑張りましょう!